オーストラリア英語(Aussie English)をアニメ動画で勉強!驚きのナチュラルスピード

英語のお勉強

Aussie English【What happened to Baz?】バズになにがあったの?

この短いビデオはナチュラルな典型的なオーストラリア英語(オージーイングリシュ)を聞いてみたい人にピッタリで、面白い内容です。

オーストラリア独特の言葉を、聞いてみてください。

CCで出てくる英語字幕が、実際のオーストラリア英語と違っていて面白いです。

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あらすじ

主人公のカエルのデェズが、友達のバズについて話し出します。

行方不明になったバズがどこに行ったかを、可能性のある行き場所について話します。

3つの仮説を立てますが、どれも最終的にあの世に行ってしまう結果にになっています。

さいごのオチは、一見元気でシドニーで暮らしていると思わせながら…..

違う!という設定で面白いです。

ビデオの主人公【Cane Toad】大ヒキガエル

このストーリーを理解するために、Cane Toad について説明します。

オーストラリアに住んでいるとあちらこちらにケイントッド(ケイントーって聞こえます)を見かけます。

もともと、オーストラリアには生息していませんでした。昔、農家では、Cane Beetlesがキビを食い荒らす被害に頭を痛めていました。

そのため、Cane Beetlesを食べるCaneToadsを利用しようと1935年にハワイからもちこまれました。

大ヒキガエル(Cane Toads)は、毒を持っているので他の動物たちは食べません。そのため、どんどんと増え続けてしまった有害生物です。残念ながら、見た目も茶色くて気持ちが悪い、嫌われ者です。ごめんなさい。

このカエル(Cane Toad)が主人公になっているのも、面白い点です。

このカエルたちは、庭に出ればどこにでもいるので、昔はよくゴルフクラブでたたき飛ばされていたようです。

田舎の方に行けば、カエルが猛スピードでやってくるトラックにひかれてぺしゃんこになることも多々あるようです。

芝刈りをしていると、逃げ遅れたカエルは機械に飲み込まれます。しかし、普通はちゃんと逃げていきます。巻き込まれるのは相当のろまのカエルさんでしょうね。

最終的にお土産屋さんにならんでいることになっていますが、お土産にCane Toad置物は見たことありません。見た目がかわいくないので、バレエのチュチュを着せられて、売られているのも滑稽です。

動画の日本語訳

[CANE TOAD Poison pest introduced to Australia, now in plague proportions]
毒をもつ有害生物大ヒキガエルはオーストラリアに連れてこられて、いまや厄介もの

Oops! excuse me
おっと、(おならをして) おお、失礼
G’day
こんにちは
How ya going?
調子はどう?
My name is Dazz
俺の名前はデェズ
But me mates call me Dazza
でも、友みんなデェザと呼ぶんだ
 I’m just here to talk about me little mate Baz 
ここで友達のバズについて話すよ
actually, cuz(=because) pickle me grandmother
実は、びっくりしてショックだったんだよ
well silly old bugger is gone bloody missin(=missing)
おバカな付き合いのながい奴がいなくなっちまったんだよ

Yeah, look, Baz just vanished, like a fart in a fan factory, you know?
ああ、ほら、バズは、大きな扇風機がある工場でしたおならのように だた消えてしまったんだ。
 And I’m a little pissed off about it actually,
実はちょっとムカついているんだよね
 yea seeing the bludger is still owed me a six-pack 
そう、怠け者はまだ俺にビール6本の借りがあるんだよ
but yeah no one knows what happened to the little bastard
でも誰も奴に何が起こったかわからない
um well I got a few ideas.
いくつかおもいあたる事はある
 you see Baz used to love his sport
バズは運動が好きだろ
 now while I’m happy to blow the froth off a few coldies and watch it on the telly
一方俺は、ビールを飲んでテレビでスポーツを見る方がいいんだけどね
Buz fancied himself as a bit of an athlete
バズは運動選手のつもりでいたんだ

If you gonna be playing full contact sport 
もし、体をぶつけるような、スポーツをするなら、
you gotta be able to take it 
そうできなければいけない
maybe Baz just wasn’t up to it
多分、バズはそうじゃなかったんだよ

ゴルフクラブで、打たれてバズは飛んで行ってしまう。

Un-ha

And then there’s Baz’s sense of direction Jeez 
そして これはバズの方向感覚関係しているんだよ、なんてこった
He’s pretty bloody useless
彼は本当に使いものにならない
 I’ll bet you 50 bucks
50ドルかけてもいいよ
Baz’s headed straight past the black stump into 【Toad-poppers run
バズがははるか奥地に向かって【オオガエルガひかれる道路】に入り込んだに違いない
all toads should know that’s dangerous territory right ?
オオガエルみんな、それが危険な地域だと知っておくべきだよな、そうだろ?
Most people do know that,
ほとんどの人はよく分かっている
but Baz, well righto, if that’s where he’s ended up 
でも、バズ大丈夫、もし、そこ(道路)が彼が最後の地のなったのなら
he’d better like pancakes
かれはパンケーキみたいでいい

バズがトラクにひかれる
Jeez that’s a bad way to go
なんてこった、あの世に行くには悪やりかただな。

Course(=of course), there is one other thing we toads come across around these parts
もちろん、ほかに一つ俺たちカエルが出くわすことがある
a real mean bastard built like a brick shithouse with teeth that could rip a bloke inside out you know.
本当に、カエルを裏返しに歯で嚙みちぎるレンガでできたトイレのようなしっかりした体格のいやなやつだ、
You know, they call him Victa
わかるだろう、彼はビクターと呼ばれている(ビクターは草刈り機のブランド)
look if Baz wasn’t careful,
ほら、もしバズが気を付けていなかったなら
big Victa’d be all over him like flies on shit
大きなビクターは群がるハエのように覆いかぶさるだろう
He’d only have the time it takes to shotgun a tinny before his ass was grass.
彼は、巻き込まれるまでには、ショットガンで穴をあけた缶ビールを飲み干す時間しかなかった(ほとんど時間がなかった)だろう。
Ah, Bazz
ああバズ、

but then folks round here they reckon I don’t know one end of the dog’s bowl from another.
でも、ここら辺の奴らは、俺が丸い犬の餌ボールの端っこがわからない(バカだ)と思っている
And they could be right anything could have happened to Bazz
そうかもししれない、バズには何があってもおかしくない
I know that, I’m not stupid
それは分かってる、俺はバカじゃない
But ah, but Bazz if you are out there somewhere come back mate, eh.
でも、バズ、もしそこら辺にいるなら、帰ってこい、友よ、なっ。

ハーバーブリッジの前で、ラムの瓶を持ってるバズ。カメラがひいていくと、バレエのチュチュを着てお土産屋に並んでいるのがわかる

オーストラリアの言葉の説明

私達日本人からしたら、ちょっと文法的に?っと思ってしまうところもあります。

所有格であるはずのとことが目的格になっています。my→me

G’day  こんにちはHelloと同じような軽い挨拶

How ‘re you going? 調子はどう?How’s it going?と同じ意味

mate(s) 友達

pickle me grandma  ショックうける/がっかりする(おばあちゃんを酢漬けにする)

bugger 奴/野郎 (動詞としては、失敗する/ぶっ壊す)

bloody すごく/とても(強調)

vanished(disappear) a fart in a fan factory 大きな扇風機がある工場の中でしたおならのように、跡形もなくさっと消えてなくなる

bludger 怠け者

a six- pack 6本入りの持ち手のついた紙ケースには入ったビール

bastard  嫌な奴、不快なやつ 冗談で友達にも使ってるのを良く聞きます

blow the froth off a few coldies ビールを飲む

on the telly  テレビで

past the black stump はるか奥地/遠くの田舎

 in to toad poppers run ヒキガエルがポンと音を立てる道 (オーストラリアの田舎では、 カエルが道でトラックなどに ひかれてるのを見かける)

righto 大丈夫、オッケー

build like a brick sh*t house レンガでできた屋外トイレの ように頑丈な体格
(昔はトイレが家の外にあり、【レンガで作られた屋外トイレ】は、木でできた屋外トイレの建物よりしっかりして頑丈だったことから)

bloke 男の人

tinny 缶ビール/アルミニウムの小さいボートも指す

eh だよね?!

そのほかの知っておくと便利は英語表現

piss off


むかつかせる、イライラさせる 

He always pisses me off.(彼はいつも私をイライラさせる)
I’m really pissed off (私は、本当にムカついている)

fancy oneself as ~

~だと思ってうぬぼれる

She fancies herself as an pianist
彼女はいっぱしのピアニストのつもりでいる

gonna(=going to)

I’m gonna eat this apple
このリンゴを食べるつもり。

gotta(=got to /have got to)

しなければならない

I gotta go.
行かなきゃ。

sense of direction 

方向感覚

He has no sense of direction
彼は方向音痴だ

bet 

賭ける/断言する

I bet he will get mad at me.
きっと彼は私に腹を立てるよ

do(強調のdo)

I do know that he is married.
彼が結婚しているのは、よくわかっているよ!

come across横切る/出くわす/(考えなどが頭に)浮かぶ

I was not happy to come across this situation.
この状況に出くわすのは、嬉しくなかった

最後に

わかりにくい単語や言い回しがありますが、これをナチュラルスピードで理解できるようになれば、オーストラリア人同士の会話にも、ついていけるようになりますよ。

これからオーストラリアに来る方、普通の英語の勉強に飽き飽きしている方に楽しんでいただけるとおもいます。ぜひ覚えて使ってみてください。

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