子どもをバイリンガルにしたい!親バカな私がやってみた英語教育~親子留学

親子留学

実際に私がいろいろやってみた英語教育についてお教えします。

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なぜバイリンガルに憧れたか?

中学生の時、オーストラリアに6年間住んでいたという女の子が、私のクラスに転入してきました。

英語の先生よりも英語らしい発音に感動を覚えました。英語の先生からはいつも褒められ一目を置かれていました。

私自身は小学校から英語を習い始め、自分なりに得意だと思っていたので、帰国子女の出現で、自分はどうやっても彼女のようになれないと落ち込んだ記憶があります。親に、海外に転勤してほしい!とお願いしたこともありました。

大学在学中に短期留学したことはありますが、英語力はそれほど進歩しませんでした。

そんな帰国子女にあこがれて育った私は、日本にいながらバイリンガルになり英語を自由に操れる人になってほしいと思っていました。そのため、長女が生まれたときから、家庭英語学習に力を入れはじめました。

英語の歌を聞かせる/英語のビデオを見せる

子どもが生まれた時から、英語の童謡を流し、簡単な英語の声掛けをしていました。

小さいころから英語を聞かせることで、子どもに英語耳を与えてあげれると考えていました。

テレビはディズニーアニメを英語の副音声で見せていました。小さい頃はそれでよかったのですが、年齢が上がるにつれて、内容が理解できないのが子どものストレスになってきました。

「わからないので日本語にして」と言われて、だんだんと日本語に切り替えるようになったのは言うまでもありません。

英語の絵本の読み聞かせ

英語の絵本も大好きでたくさん集めていました。寝る前に必ずつたない発音で読み聞かせをしていました。子どもは内容が分からないなりに、絵をみて楽しんでいました。

英会話教室

長女は2歳からオーストラリア人の英語教室に通わせ始めました。パズルをしたりグループで、英語の歌を歌ったり踊ったり。楽しそうにしていましたが一向に英語学習の助けにはなりませんでした。

その英語スクールの先生1人を、ホームスティとして1部屋を半年間無料で提供しました。先生は忙しくてほとんど家にいなかったので、子どもに特に変化、英語上達に効果ありませんでした。

ディズニー英語システム

5年後、次女が生まれてますます英語学習に力を注ぎこむことになります。ついにはずっと気になっていたDWE ディズニー英語システムにまで手を出しました。

フルセットは購入しませんでしたが、私の発音を娘が覚えてしまわないように英語発音してくれる機械をメインに、他は歌のCDとプレイアロングを購入。

教材としてはとてもいいものだと思いますが、それを使いこなす努力と、継続させるモチベーションを上げ続けるのはかなり大変です。そこそこ活用はしましたが、子どもはすぐに飽きてしまうのでなかなか継続は難しかったです。

月の会費もバカにならず、この会費を払わないといろいろなサービスを受けることができません。購入する場合は、トータルの出費も検討したほうがいいです。

英語のプレイグループ

長女は小学校に入って、他の習い事が忙しくなり、英語に力を入れる時間が少なくなりました。

自宅マンションの集会所にて英語の得意な友人と【英語サークル】を作り、小学生を集めて英語を教え始めました。英会話スクールのような感じで色や単語をゲームをしながら教えていました。

それなりに英語に触れる機会はできましたが、週1回1時間ではなかなか語彙力を増やすのは難しかったです。その時にう歌っていた英語の歌は今になっても覚えているようなので、少しは役に立ったのかもしれません。

次女も長女同様に生まれてからずっと英語の童謡を聞かせることと声掛けは続けました。次女が2歳になったとき、近所のインターナショナルスクールの【外国人ためのプレイグループ】特別に入れてもらえることになりました。

外国人のお母さんに交じって英語を話さなければいけない状況で、私の英語力がないために大変な思いをしました。

また、英語好き日本人ママさんと【英語を使って2歳児を遊ばせるサークル】をつくりました。しかし私を含め、あまり英語が話せないママさんで集まっても、あまり英語の上達は見込めませんでした。

ヒッポファミリークラブ

その頃、ヒッポファミリークラブという7か国語を赤ちゃんが言葉を覚えるように、自然に習得する活動をしているグループにはいりました。

入会には、高い教材購入が必要で、活動を続けるために月の会費も必要でした。そこの教材は良いものだったと思いますが、英語をだけをやらせたいという目標がぶれてきてしまいました。欲張って7か国語を身に着けたいと思ったのも間違いでした。

定期的に夜、メンバーが集まって、日頃聞いている教材の覚えた言語の文章を発表しあったり、歌ったりするのは、私にとってそんなに楽しいものではありませんでした。

習い事のない日に、子どもたちを夜に連れてわざわざ出かけるのもおっくうになり、やめてしまいました。

オーストラリア親子留学

自分ではかなえられなかった【幼いころに海外で暮らす】という夢を、子どもに経験させてあげたくて、日頃からアンテナを張っていました。

子どもの希望でなく親の勝手でいろいろ動いたことに批判もあると思います。あの時に動かなければ、今の私はありません。また、子どもたちもまた違った人生だったかもしれせん。

【親子留学】という言葉を聞きはじめたのは、次女が生まれた翌年の2000年ごろたっだと思います。近所のママ友から、夏休みを利用して、オーストラリアに親子留学に行ってきた話を聞きました。

ちょうど、日本での英語教育の難しさと、教える自分の英語力に限界を感じ、親子留学について真剣に調べはじめました。当時は、ほとんど情報もなく、大変でした。

当時は、次女にひどい食べ物アレルギーがあり、なんでも食べられる状態ではありませんでした。なんとか3歳までにアレルギーを克服して、6週間の夏休みだけの短期親子留学をしようと決意しました。

主人に話をすると、意外とあっさりと受けて入れてもらえました。予想していなったことですが、主人から1年間だけならといいよと、長期の留学もオファーしてもらえました。

今、思えばほとんどナチュラルな英語を聞き取ることもできずに、幼い子どもを2人を連れて一人で異国の地に足を踏み入れたことは、大胆だったと思います。

周りの人達に支えられながら、子どもたちにオーストラリアの大自然を経験させてあげられたこと、一生ものの英語耳をプレゼントできたことは、本当によかったと思います。

最後に

様々な英語教育を試してきました。私が本当に求めていたのは、英語を話せる大人になってほしかったのではなく、世界に通用する人間になってほしいということだと後で気が付きました。

子育て中は、毎日が精いっぱいで、ゆっくり考えることをしてきませんでした。

いくら高額な教材を買い与えても、使いこなさなければ意味がありません。海外で英語を勉強することだけが目的ではなく、文化の違いを知ることが、英語を勉強することのモチベーションにつながることもあります。

経済的に許されるのなら、高い英語教材を購入するより、実際に海外で何かを体験することで、見えてくるものもがあると思います。

ただ、英語に海外に意識が向きすぎて、家庭崩壊にならないように、気を付けてください。

娘たちが海外生活を体験できたことは、これからの彼女たちの人生の選択肢が増えたことには間違いありません。現在は日本で暮らしている娘2人ですが、将来オーストラリアに移住することも可能です。

当時娘たちは何をどう感じていたかわかりませんが、大人になった今は私のとった行動に感謝してくれています。

コメント

  1. […] 子どもをバイリンガルにしたい!親ばかな私がやってみた英語教育~親子留学英語と日本が上手に操れるようになれば、楽しい人生があくれるのではないかと考えて、20年以上前に自分 […]

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