コーヒー豆ってどんな風にできるの?
豆というからには、あの独特の形の茶色の実がなるのかと思い込んでいました(笑)
実はあれはコーヒーの実の種です。実際に育ててみるまで考えたこともありませんでした。よく言うのはスーパーで売っている魚の切り身をみて、魚は切り身で泳いでいると思っていた!!のレベルの知識ですよね。。。笑ってしまいます。祖父が漁師だったので、魚は切り身じゃないって、子どものころからもちろん知っていますが、コーヒーの種や前回記事にしたバナナの花など、オーストラリアで暮らし始めてから、知ることが多いです(・_・;)
ホームセンターでなんとなく買ってきた鉢植えのコーヒーの木。
葉っぱが濃い緑でインテリア感覚で育てるのかと思いきや、どんどん大きくなるので地植えにしてみることに。今年で早3年、立派な木になりました
去年は、気が付かない間に少し赤い実をつけていましたが、あまり興味もなく放置。
今年は木がさらに一回り大きくなり、たくさんのコーヒーの実がなりました。
せっかくなので、ググってみると(もちろん日本語で)コーヒーの実は食べられると書いてあるのを見つけました。
日本でなかなかコーヒーの実を食べる機会がない、との記載を見て、おぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)それなら、その珍しい実が裏庭にたくさんなっているので、食べてみようと思いました!!
コーヒーチェリーと呼ばれるだけあり、赤くて本当にチェリーのようでおいしそうです。
木で放置された実はだんだん黒く硬くなっていきます。
赤くで奇麗な実だけを丁寧に摘みました。 かじってみると中には緑っぽい黄色の種がありました。これがいわゆるコービー豆になる種です。私は、てっきり茶色い種が出てくるのかと(笑)無知ですみませんm(__)m
皮と種の間にわずかに実がありますが、食べれるほどの量ではありません。皮をむくと実も一緒に取れてしまう
ので、皮ごとしがんでエキスを味わう感じです。皮はたべられないので吐き出しました
皮を剥く作業はなかなか大変でした
ググってみると、剥く方法は2通り
1.水に数日つけて、柔らかくなった実と種を分ける
2.そのまま乾燥させて、種(コーヒー豆)を取り出す
私は両方試してみましたが、
1は、
水がすぐに濁ってきて、においがでるので扱いにくい。まめな水かえが必要
2は、乾燥すると固くなりすぎで、指で剥くのは大変。爪が割れそうなった💦
結果、摘み取った実をそのまま剥くが一番でした。
おそらく、大量のコーヒーの実を扱う場合は、手作業では無理があるので、機械で処理をする時には、1か2の方法が良いのではないかと感じました
画像でおわかりいただけるとおもいますが、種の周りにはぬめりがあります。このまま乾燥させて、ねばねばが白くなってから取り除きました。
しっかり乾燥させないと、このぬめりのために臭いがでてきます。
先にぬめりをとりのぞくこともできますが、大変な手作業です。
乾燥後、焙煎してコーヒー豆になります。
焙煎は温度など管理して行わないといけないらしですが、よくわからなのでとりあえず、フライパンでコロコロと乾煎りして終了しました。
お味は。。。なぜかほうじ茶の味がしました(笑)
今回、初めてのコーヒー作りは時間はかかりましたが、よい勉強になりました。
味はコーヒーらしくなかったですが、無農薬・有機栽培のコーヒーが作れることが分かったので、また来年も挑戦してみます!