日本の住宅と比べるとたくさんの違いがあります。
これからオーストラリアで生活する予定の人、留学しようと思っている人に読んでいただきたい内容です。
不便なところ
バスルームにガラス張りの独立したシャワーがあり、バスタブとは少し離れている
日本式にシャワーを浴びていから バスタブにつかりたい場合は、 軽く体を拭くか、 びしゃびしゃのまま2、3歩 移動しなくてはいけない。
オーストラリア人はバスタブの中で洗って、体をすすがずにそのまま出てきます。多分あわあわのままバスタオルで拭きとっているようです。
外国映画のようなシャワーカーテンやシャワーヘッドは普通はなく、バスタブには蛇口だけがあります。
しかし、全くないわけではなく、家よってはシャワーヘッドがバスタブの中にあり、シャワーカーテンやシャワーの水が飛び散らないように、ガラスの仕切りのがついていることもあります。
その場合は、独立したシャワーは別にはついてないです。
一般的な平均の家は、家の中にバスルームが2つあり、一つは主寝室についています。
バスルームがあるベットルームは、オンスイートと呼ばれ、洗面代、トイレとシャワーが全部一緒にバスルームの中にコンパクトに入っています。
これは、夜中にトイレに行くときは便利です
キッチンのシンクは浅く、小さいのが2つある。
日本のシンクのように深さがなく、浅くて小さいサイズのシンクが、2つあります。
鍋、フライパンなど大きいものを 洗うのは一苦労します。オーストラリアでは、たいてい食洗器に入れですべてを洗うので、大きなシンクは必要ないみたいです。
食器を手洗いする時は、一方に洗剤水をためて洗い、もう一方にためた水で濯ぐ方法をとる人も多いので2つシンクがあるのでしょうね。
玄関に靴を脱ぐところ(たたき)がない
当たり前のことですが、家の中で靴を履いたままで過ごす文化ですので、靴を脱ぐところが玄関にありません。
オーストラリアに住む大抵の日本人は、家に入るときは靴を脱ぐようにしています。靴を脱ぐ決まった場所がないので、玄関入ってすぐの壁際に、脱いで置いておきます。
知り合いや、日本文化をよくわかっている人は、靴を脱ぐかどうか、入るときに聞いてくれる場合が多いです。
しかし、オーストラリアの男性業者の人がきたら、当然のように靴のまま入ってきますので、そこはあえて指摘せず、あとで拭き掃しっかりしています。
多分頼めば脱いでくれると思いますが、私は、黙っている場合が多いです。
カーペットを土足で入られるのはちょっと抵抗があったので、全部タイルにリフォームしました
キッチンコンロ上に、 外部に繋がっていない 換気扇もある
上手く説明しにくいですが、壁に穴を開けて外部につなげると、お金も余分にかかるので、節約のために循環型換気扇を付ける人もいます。特に賃貸用に立てられた家に多いようです。
室内でフィルターを通して 空気を循環するだけの換気扇です。フィルターらしきものが、役に立っているのかどうかは微妙な感じです。
オーブンでお肉を調理したり、フライパンで煙を出す料理するとすぐに火災報知器が鳴ってします。
家を探す時は、換気扇のダクトが外に繋がっているか確認してみた方がいいかもしれませんね。
家のトイレの個室の中に手洗いがない。
日本の一般家庭によくあるタイプのトイレは、トイレタンクにためる水で手洗いができるようになっています。
オーストラリアでは手洗いのついたタンクはないようです。トイレを済ませた後は、トイレから出て、バスルームの洗面台で手を洗うのが一般的です。 (オンスイートはなかに手洗いがあります)
誰かがシャワーを浴びていると、手が洗えないので、キッチンなど別のところで手を洗うことになります。ちょっと不便ですよね。
家に3つ目のトイレがある家には、バスルームと離れていることもあり、壁に手洗いがついていることもあります。
出入りしない窓の網戸は、左右に動かないで固定されている。
外に出入りする網戸は、開閉できますが、普通の窓の網戸は動きません。
窓のガラス拭きがやり難いです。網戸のついている方の窓ガラスを、わざわざ外して拭かなければいけないので手間に感じます。
セキュリティ用の網戸でなければ、簡単に網戸は外せますが、そこから空き巣に入られたことがあるので、簡単に外せる網戸は、気を付けた方がいいと思います。
便利なところ
自宅ガレージがリモコンで開閉できる
一軒家は大抵自宅ガーレジから、直接家にい出入りできるので、とても便利です。
ガレージドアも電動で、リモコン1つで開け閉めすることが出きます。出かける際に玄関ドアは内側から鍵をかけ、車に乗り込んでリモコンで出かけられます。
帰宅時にも、車から降りて玄関ドアの鍵を開けなくても、リモコンで開けたガレージから家の中に入れるのはとてもありがたいです。
通常家には、パティオまたは、広いベランダがある
マンションでなければ、大抵の家には裏庭がありパティオと言われる、日本で言うテラスのようなところがあります。
1階が駐車場で2階が住居になっている家では、2階に広いベランダがあります。
ここでバーベキューをしたり、お茶お飲んだり、食事をしたり、外を眺めてリラックスしたりして時間を過ごすことも多いです。オーストラリア人は、家の外で過ごすことが多いので、この空間がとても便利です。
まとめ
日本の暮らしに慣れていると、不便に感じることも多いですが、長く住んでいると慣れてきます。
オーストラリアは、日本に比べると、家が広くてゆったりしてます。
一般家庭でも、庭があり、子どもたちが走り回れる空間がたくさんあります。
マンションで子育てをしていた私からすると、オーストラリア住宅は子育てには最高だと思います。