ポリフェノールたっぷりのぶどうジュースを作る【無添加・無農薬】体が喜ぶものを取り入れる生活

ナチュラルライフ

自宅裏庭にたくさんのぶどうができました。友達、近所の人に配っても、冷凍してもまだ余っているので、無添加のぶどうジュースつくりにチャレンジしてみました。

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ぶどうの栄養価

ぶどうを食べること(飲むこと)で身体にどんなメリットがあるのでしょうか?

ぶどうには、特にビタミンCやビタミンB群が豊富です。ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須な水溶性ビタミンの一種で美肌効果ありです。

また、ミネラルも豊富に含まれていて、特にカリウムの含有量は多く、カリウムには、塩分の排出を促し、体内のミネラルバランスを正常に保つ働きがあるとされています。高血圧の方などには特におすすめですね。

強い抗酸化力を持つポリフェノールもはいっています。特に、皮の部分に豊富なアントシアニンには、視機能改善作用があると言われており、目の正常な働きのサポートをしてくれるようです。また、渋み成分であるタンニンや、赤系のぶどうに豊富なレスベラトロールも含まれているのはうれいいです。

ぶどうには特に、酒石酸とリンゴ酸が豊富で、善玉菌を増やして腸を健康に保つ効果があると言われていいます。ぶどうの栄養は特に皮の部分に豊富なため、できれば皮ごと食べてたほうが良いみたい。

ぶどうの種類

世の中に存在するぶどうの品種は10000以上と言われています。日本ではぶどうは黄緑系ぶどう、赤い系ぶどう、黒系ぶどうの大きく3つに分けられます。

私の住んでいるオーストラリアでは、white seedless,red seedless, black seedlessと呼ばれる3種類がスーパーで販売されています。

一番上のぶどうは黄緑色ですが英語では

白ブドウと呼ぶみたいです。スーパーには特に品種は記載されず、色の違いだけです。日本のようにたくさんの品種分けがないのかもしれません。

dutch carrots
white seedless
Stefano carrots
red seedless
purple carrots
black seedless

この中でもオーストラリアの人気のぶどうは white seedless と言われている黄緑のぶどうです。3種類のこれらはすべて種なしぶどうです。こちらではぶどうは基本、皮ごと食べます。皮が薄いので、剝いて食べるのはかなり大変ですし、皮は栄養価も高いし、皮ごと食べてもおいしいです。最近では日本のスーパーマーケットでも、オーストラリアのぶどうとして皮ごと食べられるものも販売されています。

裏庭の無農薬ぶどう

我が家には2種類のぶどうの木が、並んでいます。

うちにあるのは、黒系ぶどうと黄緑系ぶどうの木が1本ずつ。

黒系ぶどうはIsabellaと言い、ワインやジュースに適している品種のようです。

もう一つの黄緑のぶどうの名前はわかりません。見た目はマスカットに似ていますが味は少し違います。ぶどうの苗を購入する際に、販売している人も品種がわからなかったので、いまだに謎の品種です。

バナナの木を購入したときと同じく、販売している人が、何の品種を売っているのかよくわかっていないのが、オーストラリアらしいですよね。

どちらの自家製ぶどうも種があります。種なしぶどうに慣れてしまっていたので、初めはびっくりしました。しかし、よく考えると、フルーツに種があるのはごく自然で、子孫を残すためにある種を人間が食べやすいよう処理してあるだけなのですよね。そう考えると種も愛おしく感じます。

黒系イザベラは小粒で収穫量は少なめでしたが、名前のわからない一見マスカットの様な黄緑系ぶどうはすごい量の実を付けました。友達に配ってもまだまだ余るので、ジュースを作ることにしました。ワインも作れるのでしょうが、あまりお酒を飲まないので今回はジュースにしました。

種なしぶどうの秘密

種なしぶどうにするためには、どういう処理がされているのか調べてみました。なんと、ぶどうを育てる際にジベレリン処理という特殊な処理をしているため、種無しのぶどうができるのです。種ができないように品種改良されていると思いきや…..

ある種の植物ホルモンの総称で、生長軸の方向への細胞伸長を促進させたり、種子の発芽促進や休眠打破の促進、老化の抑制に関わっているのがジベルリンです。

確実に種を抜きたいならストレプトマイシン(ストマイ液)を使うらしいです。なんとストレプトマイシンって抗生物質じゃない!!そんな恐ろしぶどうは食べたくなくなりますね…..

人間が種があると食べにくいからと、薬剤で処理。不自然に種なしにした方がよく売れるという悲しい現実です。

確かに、種ありぶどうは食べにくいですが、お庭でぶどうをつまんでそのまま吐き出し、自然に返しています。そこまで、大変でもないですよ。種を出すのが面倒な友人はみんな飲み込んじゃっていました。また、皮もスーパーの物に比べると厚みがあるので食べれますが、栄養価の高い皮のエキスを吸ってから、果肉だけを食べて皮と種は吐き出しています。

ぶどうジュースの作り方 赤系ぶどう編

作り方はいたって簡単。単に皮ごと種を付けたまま鍋で煮こむだけです。そのままミキサーにかけて加熱せず栄養価の高い無農薬の皮ごと飲むのも良いかもしれませんが、種ととのが手間だったのでたので加熱方式で作りました。

水や砂糖など一切使いませんので、天然の甘味と天然の色です。

熟したぶどうを房から外し傷んでいるものを選別しました。間に虫が入ってたりするので念入りにチェックして軽く水洗い。

ぐつぐつ煮こみました。水分が出てから20分くらい。ちょっと水分飛ばしすぎました

早速、濾してみましたが、水分飛ばしすぎでジュースがあまり残っていない

完成したジュースは、水で薄めて飲むとほんのり甘い酸味のあるぶどうウォーターになりました。

残った皮は、あまくてブルーべリーのジャムの様です。捨てるのはもっていないので豆乳ヨーグルトにいれて食べてみることにします。種を取り除くのがちょっと大変そうですが。。。

ぶどうジュースの作り方 黄緑系ぶどう編

作り方は全く同じです。色はが鮮やかではありませんが、かなりの量の収穫ができましたのでたくさん作ります。こちらの鍋はわかりにくいですが、上の鍋と違ってかなり大きめです。

このジュースは薄めずに原液で飲みます。本当にぶどうだけの味でまったりとした舌触りです甘くて黒系ぶどうジュースよりおいしいです。あえて言うならピーチネクターのようなどろっとしたジュースです。もちろん水で薄めてサラサラジュースにもお好みで。こちらも酸味と甘みのバランスが良いおいしいジュースになりました。

まとめ

庭にたくさんできたぶどうが、食べきれなくてジュースにしてみました。

どちらかと言えば、ぶどうは高価なフルーツに分類されるので、なかなかジュースを作る機会はないと思います。私は贅沢なことに、庭にできたたくさんの食べきれないぶどうがあったためにジュースつくりにチャレンジできました。作業量は多い割に量が少ないえため、大変に感じましたが結果オーライで、おいしい農薬の無添加ジュースができで良かったです。

次回は、加熱しないで凍らせたぶどうをミキサーでつぶして、スムージーとしてそのまま飲んでみようかと思っています。

ぶどうジュース、機会があれば是非チャレンジしてみてください。

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