私が初めてのオーストラリアの地に足を踏みいれたのは、短期6週間の親子留学でした。当時はエアビー(Airbnb )など手軽に部屋や家を借りれるサイトはなかったことと、現地の子どもと帰宅後も触れる時間があれば英語力も上がるとの思いでホームスティに決めました。
土地勘のない日本語を話せるスタッフがいる語学学校に丸投げしてしまった私は、特に下調べもしないで、どうかよい家庭に当たりますように!って祈るだけでした(笑)
出発前
早く申し込めばよい家庭に当たる確率も高くなるのかと勝手に思い込み、7月の親子留学の申し込みを前年の11月にして、語学学校とホームステイ代その他の手数料など支払いまでも同時にすべて済ませて、語学学校側に私の意気込みを示したつもりです(笑)
結局、早くも申し込んでもあまり意味はなかったです。直前になるまでホストファミリーの予定も変わるので3か月くらい前からマッチングする感じでした。
語学学校のほうからメールで連絡をいただいたのは出発の2か月前でした。
ホストファミリーの詳細というメールがきました
- 家族構成
- 住所
- 部屋の数
- バスルームの数
- ペットの有無
子どもが3人(Boy15歳、Girl12歳、Girl9歳)と母親の4人暮らし
3ベッドルーム、2バスルーム、ペットなし
とのこと。
上の娘が7歳だったのでお姉さんの友達ができそうで、よかったと思いました。
ホストファミリーあてに写真を同封して手紙を送りました。
ファミリーからの連絡は特にありませんでした。
空港に到着
空港には、語学学校が決めてくれたホストマザーが、迎えに来てくれました。
その時に言われたことは 「ごめんなさい。今妹が泊まりにに来ているの」です。
あまり意味も、状況も理解できずに そうなんだ。くらいに思っていました。
家に到着
ホストファミリーの家は、木造2階建てのいわゆるクインズランダーの家でした。1階が駐車場と改装して多目的室などになっている家庭が多いです。シャワー、トイレなど1階にある場合もありますが、メインの家は2階部分で階段を上がったところに玄関があります。
到着したときは、子どもがなぜかたくさんで歓迎してくれました。
後でわかったのですが、1階は別のオーストラリア人に貸していたようです。1つのバスルームはその人専用でした。子どもが多い理由ものちにわかりました。
ホームステイはどんな感じ?1件目
土曜日に到着したのですが、その日の夕飯はラザニア。オーストラリアの大手のスーパーで売っているすでにできあがっているのもで、オーブンで温めるだけです。1つを4人家族で食べるとたっぷりな量のラザニアが2つ。それを、私達親子、ホストファミリー、ホストマザーのお姉さんの子どもと分けることになりました。総勢13人です!!
ホストファミリーは4人
お姉さんは子ども4人(Boy2歳、Girl7歳、Girl10歳、Boy15歳)と長男の彼女(15歳)が一緒に転がり込んでいたということで6人
私達3人
椅子も3脚くらいしかなかったので、テーブルに座ることもできず、床に体育座りで食べました。
トイレは1つでバスルームの中にあり、セパレートでないので
誰かがシャワーを浴びているとトイレには行けません。
それを13人でシェアしなければいけない状況でした。
下の娘が3歳になる前で、ちょうどおむつが取れたばかりの頃でした。
ママ、おしっこ!!って言われた時も
ティーンエイジャーがゆっくりシャワーを浴びているバスルーム前で我慢させなければいけないことが何度かありました。おもらしはなかったものの我慢させるのがかわいそうでした。
窓には網戸はなく虫が入り放題で、日本で虫に慣れていない子どもたちは大騒ぎでした。
ベッドルームは3つしかないので、妹家族はリビングの床に毛布を敷いて寝ていました。
今でも覚えていますが、当時1人の学生がホームススティする場合は食事つき1週間150ドル、親子3人の場合は3倍の450ドルでした。2歳の子どもはほとんど食べないし、クイーンサイズに3人で寝たので1部屋しか使っていません。
当時、シティからバスで30分-40分くらい離れれば1週間180ドルくらいで、4ベッドルームの新築の家が借りられる、シティでも220ドルで2ベッドルームのマンションが借りれる状況だったのでかなり高い滞在費になりました。
小学校は家から歩いて10分くらいなのでよかったのですが、シティの語学学校に行くのにバス停まで15分2歳の子どもと歩いていかなければならないことがわかりました。保育園はバス停前に予約を入れてくれていたのですが、どう考えてもここで6週間暮らすのは無理だと思い荷物をまとめました。
月曜日の初日に語学学校で、ホストファミリーの状況を説明して助けを求めました。学校側にも状況を理解していただきホストファミリーを変更してもらえることになりました。しかし、すぐにはどこの家庭もいっぱいで空いていないということで、見つかるまでシティのモーテルに滞在することになった訳です。
モーテル生活
まだ保育園も小学校もまだ始まっていなかったので、保育園は語学学校の近くに、小学校もシティから通えるところに変更できました。
モーテルは、2段ベッドとシングルベッドが1つ。古い建物だったので決して奇麗ではなかったですが、何とか落ち着くことができて安心したのを覚えています。キッチン、トイレ、シャワーは共同でしたので苦労しましたが、トイレもたくさんあったので我慢することなく行けたので、ホームステイよりはましでした。
2週間のモーテル生活を終えて無事に2件目のホストファミリーに引っ越しすることができました
2件目のホストファミリーは?
次の家族はフィリピン人の3人家族で、16歳くらいの息子さんがいましたが、彼とはほとんど接点はありませんでした。ホストマザーは料理が上手で食事はすごくおいしかったです。
3食付きといってもちょっとしたヨーグルトとかデザート、こどもの好きそうなランチや軽食は自分で調達しなければいけなかったので意外とお金はかかりました。
まとめ
私達の場合は、6週間の短期親子留学で
ホストファミリー1件目 2泊
↓
モーテル 2週間
↓
ホストファミリー2件目 3週間弱
私のホームスティ体験は特殊だと思います。たまたま妹家族が転がり込んで大変なことになってしまいましたが、もともとのホストマザーはいい人でした。私たちのつらい状況も理解してくれて、快く送り出してくれました。
自分一人ではなく小さい子どもがいるとホームステイは数倍気を使うので難しいと感じました。
今の私なら、小さな子どもが一緒ならホームステイは選ばないです。
子どもたちがある程度大きくなっていれば初めの数週間はホームスティでもいいかも。
今はネットでいろいろ検索できますし、簡単にSNSで世界中にお友達ができちゃう時代です。
滞在先の情報収集は、事前にしっかりとすることをお勧めします。
コメント
[…] はできないし、食事が口に合わない場合もあります。私は短期親子留学の時にホームステイを選択しましたが、いろいろ問題があり、2日で家をでました。私の苦い経験談はこちらの記事 […]
[…] 学センターのようなところにまず相談してもよかったかなと思います。失敗談は【親子ホームスティの悲惨な思い出(短期留学編)後悔しないためのアドバイス】を読んでみてください。 […]