親子でオーストラリアに来る場合、一番気になるが費用です。どこで暮らすか?どこの学校に行くか?によって変わってきます。
生活もそれぞれの家庭で違っています。何に重点を置くのか、住む場所なのか、子どもの学校なのか、親の学校なのかで、かなり変わります。
留学費用について気になる方、参考にしてみてください。
ビザ代 (申請料AUD630:2022年3月現在、書類の翻訳など)
航空券
OSHC(Overseas Student Health Cover)/海外旅行保険
学費
住宅費
食費
その他(通信費、交通費、車の維持費など)
必要なものは大まかに以上のものになります。ここではビザ関係の費用について省略しました。
親子留学に必要なビザと保険については別記事で解説しています。
公立学校なら金額に大きな違いはないようですが、州によってルールが違うので、それぞれのサイトで最新の情報を確認してください。ちなみに、QLD州はPrep~Year6の学費は、13,612ドル/1年(1ドル=80円計算10,88960円)
学年が上がると、またIBバカロレアになるとさらに高くなっていきます。
こちらのサイトで留学生としてQLD公立校に通う場合のことが、詳しく書いてあります。
↓以下のリンクで授業料がわかります。
https://eqi.com.au/study-options/fees
公立の学校に親ビザの扶養家族として通う場合は、週の値段が決まっていて、少し値段が安くなります。(恐らく2割くらい)
↓以下に観光ビザと、親の扶養家族として公立校に子どもを通わせる場合の学費のリンクを、貼っておきます。
https://eqi.com.au/tracpdf/tra-fees.pdf
公立校の値段は、私立に比べると安いです。
しかし、現地の子どもたちの公立校の授業料は無料ですから、いろいろな家庭環境の子どもたちがいるのは、ある程度仕方がないでしょう。
各州の公立校についての詳しい情報は以下を参照ください。
ブリスベン、ゴールドコースト、サンシャインコースト、ケアンズ:QLD(Queensland):https://eqi.com.au/
キャンベラ:ACT(Australian Capital Territory): https://www.education.act.gov.au/
シドニー:NSW(New South Wales):https://dings-web.squiz.cloud/study-options/study-programs/international-student-program
アデレード:SA(South Australia)日本語:

メルボルン:VIC(Victoria):https://study.vic.gov.au/en/international-student-program/Pages/default.aspx
タスマニア:TAS(Tasmania):https://www.education.tas.gov.au/students/international-students/
パース:WA(Western Australia):https://www.education.wa.edu.au/
ダーウィン:NT(Northern Territory):https://nt.gov.au/learning/international-education
私立ならインターナショナル生の金額になるので、現地の子どもの倍くらいの授業料と考えた方がいいでしょう。
レートによっても金額が変わりますので、詳しくはそれぞれの学校のサイトなどご自分で、確認してください。
私立学校はそれぞれ学校によって値段は変わってきます。
参考までにブリスベンの私立校を調べてみました。
インターナショナル生の学費
入学登録費 | $275.00 (incl GST) |
入学金 | $1,000.00 |
事務手数料 | $275.00 (incl GST) |
学年 | 年間の学費 | タームごとの授業料 |
---|---|---|
Prep – Year 6 | $34,375.00 | $8,593.75 |
Years 7 – 12 | $37,545.00 | $9.386.25 |
現地の子どもの学費
Enrolment Registration Fee | $275.00 (incl GST) |
Enrolment Acceptance Fee | $1,000.00 |
Enrolment Confirmation Fee | $2,000.00 |
学年 | 年間の学費 | タームごとの学費 |
Pre-Prep | $17,840.00 | $4,460.00 |
Prep – Year2 | $18,155.00 | $4,538.75 |
Years3 – 6 | $18,890.00 | $4,722.50 |
Years7 – 12 | $21,940.00 | $5,485.00 |
現在インターナショナルの学費がサイト上にありません(2022年3月)
留学生は受け入れできるようですが、今年の留学生の学費はサイト上では発表されていませんので、一旦消されたようです。
2021年度は、Year6で$22,692.00でした。
現地の子どもの学費
学年 | 2022 | 2022 Fees by Term |
Pre-Prep | $8,968.00 | $2,242.00 |
Prep | $9,616.00 | $2,404.00 |
Years 1 to 4 | $9,972.00 | $2,493.00 |
Years 5 to 6 | $12,400.00 | $3,100.00 |
Years 7 to 11 | $14,068.00 | $3,517.00 |
Year 12 | $14,068.00 | $4,689.33 |

やはりインターナショナルだと、倍はしますね
親の語学学校
語学学校は1週間370ドルくらいが平均みたいです。長期になれば割引になったり、キャンペーンがあったりします。
現地の留学エージェントは、学校側から手数料をもらっているので、生徒の方からは手数料を取りません。
個人で申し込んでもエージェントと全く同じで、特別に割引はないので、親の学生ビザはエージェントにお願いするのが、ベストだと思います。
ただ、公立の小学校の学生ビザを希望の場合は手数料がいるみたいです。
英語が理解できれば、子どもの学校は日本のエージェントを利用しないで、自分でサイトから挑戦してみる価値はあるかもしれません。
保育園料(未就学児がいる場合)
1日110~180ドルくらいです。ひとり親が語学学校に行くとしたら必ず預けなければならないので、計算すると恐ろしい金額になります。
住居費
シティ近辺の家賃が高いことが、生活費に押上げる原因になります。
ブリスベンの話になりますが、親一人子一人なら、シェアハウスの1部屋を光熱費込みで300ドル/週くらいで借りるという選択肢もあります。
子ども2人や家族となると2~3ベッドルームのユニットやタウンハウス/一軒家などを借りることになります。その場合は光熱費なども自己負担です。
私の住んでいるクイーンズランド州は、まだほかの都市に比べると安いみたいです。
それでも、シティに近く便利なところだと1-2ベッドのユニットで、家賃だけで週500-600ドル以上は必要です。
シティから離れれば離れるほど家賃は安くなります。しかし、語学学校に通う場合はシティから離れると、学生ビザが取れるCRICOS認定校を探すのが、難しくなります。
短期間であれば家賃の差はそれほど影響はないかもしれませんが、1年2年と長くなる場合は、少しでも家賃は抑えた方がいいと思います。
ホームステイというも選択肢がありますが、これは当たり外れがあります。
特に小さい子どもがいる場合は我慢できない、我慢させられないという状況もあり得ます。食事込みですので食費の節約はできないし、食事が口に合わない場合もあります。
私は短期親子留学の時にホームステイを選択しましたが、いろいろ問題があり、2日で家をでました。私の苦い経験談はこちらの記事↓
ちなみにQLDの私が現在住んでいるブリスベン郊外は、3-4ベッドルームで週350-450ドルくらいです。田舎ですから安いです!
食費
ライフスタイルや家族構成によってかなり変わります。自炊すれば食費は抑えられますが、自炊でも日本食を中心にしようとすると、割高になります。
1か月200~600ドルってところでしょうか?家族4人で外食が多ければ、1000ドルを超えるかもしれません。外食は人件費が高いのでクオリティーがよくなくても、値段は高いです。
その他
- 携帯代 安いプリペイドで月30ドルくらい
- 自分で家を借りた場合 電気代 200~300ドルくらい ガス3か月120ドルくらい 水道代は家賃に含まれることもある
- 自分で家を借りた場合 インターネットプロバイダー代 月70~100ドルくらい
- 車を購入しない場合 電車代、バス代(QLD語学学校では学生料金が適応されないので意外と高い)
- 車を購入する場合 車購入費用、ガソリン代、車の保険代、車メンテナンス代
- 子どもの制服代 古着を購入することも可能
- 交際費 子どもの友達の誕生会によく呼ばれます 自分の子どもの誕生会も大変です
- レジャー費 子どもを連れていろいろ観光や体験に出かけたいですよね
まとめ
オーストラリアに連れてくる子供の人数や年齢によって、費用はかなり違ってきます。
当然のことながら、6歳以上の子ども一人連れて、公立学校で子どもの学生ビザを取り、親は保護者ビザで生活するのが一番安い方法になると思います。
私個人の意見ですが、1か月滞在40万~70万 1年滞在300~600万円(親一人子一人)くらいでしょう。
長期の場合は預貯金だけでは不安なので、滞在中に収入が得られるような体制を整えたり、経済的サポートをお願できる人がいると安心ですね。

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[…] 、詳しくはこちらの記事で説明しています。 […]