オーストラリア親子留学に必要なビザ(計画中の方必見)

親子留学

海外で生活するには避けて通れないビザの問題があります。

親子留学を検討されている方には、いろいろな理由があると思います。

理由はどうであれ、オーストラリア国籍を持たない私たちは、オーストラリアに入国するのにビザが必要です。

そもそもビザとは何?

ビザとは、渡航先の国に事前に申請して、審査を経て発効される入国許可証です。

オーストラリアに入国するには、観光でも電子渡航許可(ETA)が必要です。これは簡単にオンライン【オーストラリアETAアプリ】通して取得できます。1年間で1度の訪問につき3か月間まで滞在できるビザです。

2022年1月現在、ワクチン接種証明と出発から3日以内に行ったPCR検査の陰性証明が必要。頻繁に条件が変わるのでその都度確認してください。詳しくはこち

オーストラリアではどのようなビザを取得すれば、子どもを現地の学校、幼稚園や保育園に通えるかが知りたい方に、是非読んでいただきたいです。

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オーストラリアで子どもに教育を受けさせるために必要なビザは?

観光ビザ

3か月以内の就学であれば観光ビザ(ETA)で大丈夫です。

ただし、個人で留学する場合、私立小学校、中学校は3か月以上を指定してくることが多いと思います。公立校なら空きがあれば入学できます。

子どもの学生ビザsubclass500(子どもが6歳~18歳未満)

子どもが学生ビザを取り、親は保護者ビザsubclass590(ガーディアンビザ)を取得。親に条件がいろいろあるので、条件に当てはまらない場合は、このビザを取得できません。

親の学生ビザsubclass500の扶養家族として就学

親の学生ビザ申請時に子どもの入学手続き証明が必要になります。

子どもが6歳未満、幼稚園の時期でしたら親の学生ビザか観光ビザかの2択になってしまいます。

以上、選択肢は今のところ3つです。

どのビザが自分の条件に合ってる?それぞれのビザの長所短所を紹介

まず短期留学(3か月以内)または 長期留学のどちらにするか決める必要があります

短期留学

短期留学(3か月以内)の場合の選択肢は観光ビザのみです

現在でも(2020年)観光ビザで、現地の公立小学校に2週間から3か月まで、入学できるありがたいシステムがあります。入学金、授業料はQueenslandの教育省で決められて一律です。

金額はこちらのTourist Visa Fees を確認してください(2022-2023まで)年々少しずつ値上がりしています。

教育省に申し込み入金を済ませ、住む場所を決めて、校長先生に入学の許可をもらったのち公立校に入学できます。

キャッチメント(校区)がかなり厳しいので、住む予定の場所が変われば、事前に校長に許可をもらっていても、新しい住所の校区の学校に行くように言われて断られるようです。

ホームステイならその校区内で見つけてもらうことになりますが、到着前に住む場所を決めるのは、ホテル、コンドミニアムなどの予約を取る以外は、自分で手配するのはかなり大変かもしれません。

校区内に住む知り合いのおうちに滞在させてもらうか、校区内のエアビーなどを手配するなど選択肢はあまり多くないです。

子どもの英語力など詳しいことは、各学校の校長先生と相談してみてください。

現在(2020年3月)オーストラリア国境が封鎖されているので、この短期留学は現実不可能な状況です。コロナウイルスが流行するまでは、観光ビザでお気軽に、短期留学や現地校体験ができたのに残念です。

我が家の場合は、初めに短期留学6週間を夏休みに実行しました。オーストラリアは全く初めて訪れる国でしたので、いきなり長期滞在には不安がありました。

当時は上の子は小学校2年生でしたが、下の子がまだ2歳だったので、私1人で外国で子どもの世話ができるか試験的にやってみたかったからです。

短期の場合は親子三人とも観光ビザで、二人の娘を現地の小学校と保育園に、私は語学学校に通いました。

長期留学

長期留学(3か月以上)を検討されている場合は以下の2択 

子どもの学生ビザ+親のガーディアンビザOR親の学生ビザの扶養家族として就学

それぞれに長所短所がありますので見ていきましょう

子どもの学生ビザ+親のガーディアンビザ

長所

☆お母さんまたはお父さんは時間に余裕ができる。

☆学校の送り迎えなど子どもに必要なサポートがしっかりできますし、子どもがいない時間はショッピングや習い事、ボランティアなどを通して現地の人と交流し友達ができるチャンスも増える。

☆シティから離れても学生ビザを申請できる小中学校はあるので、郊外にに住むと家賃を少し安く抑えることができる。

短所

★このビザでに6歳未満の子供を基本的には、一緒に連れていけません。

詳しくはビザコンサルタントに相談してください。(ガーディアンビザを申請する親がなぜその6歳未満の子どもを扶養家族としてオーストラリアへ連れていかなければならないのか、やむを得ない同情的理由があることをオーストラリア移民省に申告し、認められれば可能。)

★このビザで親が働くことができません。3か月までの就学はできますが収入がないのに出ていくばかりなる。

預貯金にかなり余裕があるか、オーストラリア国外で収入のある家族の金銭面でのバックアップは必須です。

このビザの条件からすると、まず考えなければいけないのは、連れて行く子どもの人数と年齢です。

子どもは何人?何歳?

子どもが2人以上で6歳未満の子どもが含まれる場合は、特別な理由がない限り【親の学生ビザ】を取るしか選択肢はありません。

親の学生ビザ+子ども扶養家族として就学

長所

☆父親または母親が学生ビザを取れば、家族全員滞在することが可能。

☆未就学児も、学生でない配偶者もビザ申請時に扶養家族として加えることはできます。

ただし、18歳以上の子どもは別のビザが必要。

家族で滞在される場合は、いろいろ書類を提出する必要があり。(生活に十分な預金証明や、なぜオーストラリアで勉強する必要があるのかなど)

☆学生ビザの場合は週に20時間まで働けます。ホリディ中は無制限で働ける。
(現在20時間の制限が一時的になくなっています2022年10月)

短所

★親が通う学校はどこでもいいわけではなく、CRICOS 認定校に通わなければならない。

(CRICOSに登録し、留学生受け入れ校として正式に認められた教育機関に、学生ビザに必要となる入学許可証の発行の権利が与えられるので、CRICOSに登録されていることが絶対条件。)

★親と子ども両方の学費、OSHCという学生強制保険などの費用が高額になる。

(親の学生ビザで子どもを公立校に入れる場合は、学費の少し割引があり)

★親の学生ビザを保持するためには、80%以上の出席率がいるので、子どもとゆっくり過ごす時間が減る。

★両親が一緒に渡豪する場合は、それほど気にする必要はないですが、片親の場合は大変なことがあります。

片親の場合、語学学校終了後に子どもの迎えが間に合わない場合はアフターケア、小学校の始まる前に子どもを学校に連れて行かなければならない時は、ビフォアーケアが有料で必要。

特に低学年の子どもを学校で一人で待たせたりすることはできません。

★語学学校などの長期休みと、子どもの休みが重ねっていなければ、誰かに預かってもらうか、有料のホリデーケアに入れなければなりません。

州によって違うようですが、QLDでは12歳以下の子どもを留守番させると罪になります。軽犯罪ですが最高3年の投獄です‼

我が家の長期留学場合は、母親の学生ビザでした。下の娘がまだ3歳だったのでガーディアンビザの選択肢はありませんでした。

最後に

手数料を節約するなら、是非ご自分で調べて挑戦してみてください。私は、長期留学の手配は、すべて自分でしましたので、できないことはないと思います。

もし、親子留学で気になる事があれば、お問い合わせください。私の経験でよければお話しできますよ。

コメント

  1. […] る必要があります。ビザについては こちらを参考にしてください。 […]

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